カバードポーチ

2021.01.08

脇和行

Writer

脇和行

モデルハウスの一階の間取りです。

私達家族をモデルにした一階の間取りです。

土地を決めた時に西の日差しを気にしないでよい土地で、南北に風が抜け東からの朝日が取り込める場所だったのでこの間取りにしました。

この家の間取りで一番初めに決めたのは、北面にあるカバードポーチです。掃き出し窓からと勝手口ドアから出れるカバードポーチ。できるだけ気候の良い時期にはポーチでご飯を食べたり家庭菜園をしたりすることを考えました。

モデルハウスの間取りはすべてこの空間から始まりました。

二年前

有名な設計の先生の話を聞けるチャンスがありその時に心に残ったことがあります。。(住まいと外界を調和する場所が居るよね)。

家を出ると直ぐ外界という家は、昨今少なくないと思います。ですがプライバシーを良い距離でつないであげると近所付き合いも上手くいきやすいのではないかと。昔の日本建築とは庇の下に縁台があり、日差しを遮る役目を果したり、少し井戸端会議を行ったり、干し物をしてみたりと多様な役目を果していました。

そんな素敵な空間が今はカバードポーチだと思います。もし皆さんがお家造りを考えるのなら少し庇の事も考えてみてはどうですか(^_-)-☆