大工工事で釘を使わずピッタリの寸法で細工している私。
優しく丁寧に呼吸を整えての作業になります。この作業をする前に大切なことは、
道具の準備であります。道具を丁寧に調整し自分の気持ちを入れます。
次は、木を見ます。そして木の性質を経験から水分量や硬さ艶を考え
墨付けに入ります。細工が完成すると優しく(頼んだぞ)と気持ちを入れ入れていきます。
優しく細工をすることで優しさに無垢が答えてくれます。
天井板も一枚一枚見比べながらの作業ですが、貼り終わると何か、達成感を感じます。
木の温もりは優しさが鍵です。