omoi

2024.08.22

脇和行

Writer

脇和行

私は、先日、病院に行く事があり、20年ぶりに高校卒業して大工の弟子入りした社長にお会いすることがありました。

今は74歳になられたそうです。すごく厳しく育てられたと自分でも思いますが、社長もわざと厳しく育てたんだよと。そう言ってくれました。

なぜ、私が他の弟子よりも厳しく育てられたかと言うことも、お話を聞くことができました。

それを聞き、優しさの上に、厳しさがあったんだと改めて知ることができました。

当然のように自分が今、社長と言う立場でもあり、

頭の中ではわかってたつもりですが、改めて聞くと感謝しかありません。

厳しく叱るのは、その子の為であり、嫌われてしまう可能性がある、恨まれる可能性もあるのに、向き合ってくれた事に感謝しかありません。

あの頃の自分は大工と向き合う中、毎日が辛抱の中、努力、努力の毎日だったと思います。

当然、その後の人生の中で

その辛抱や努力を超えるような事はなかったと思います。

時代が変わりゆく中で、今の子には今の教え方があります。来季二人の採用を予定しています。

ありがとう。

二人には、厳しくでなくてもいいし、焦らなくてもいいし、自分の好きな事に一生懸命取り組んでいただき、自分の人生の主人公と自信を持って言える、素敵な人生や価値観を持った大人になって欲いなと思ってます。

いろんな想いが取り巻く今日この頃です。