どどどハマり中の

2026.09.04

脇和行

Writer

脇和行

寝不足気味です。

その理由は、Netflix。

最近、「どうする家康」を。

歴史大好きな私。大工をしているせいか、武将の話を見ながらも、ついついお城ってめっちゃあるだな。とか

お城というと、今では観光地というイメージかもですが、当時はただ住むための建物ではなかったのかと。

敵から身を守る場所であり、政治をする場所であり、ときにはその土地を治める人の力を示す象徴。

つまり、お城にはお城なりの役割があり、その役割に合わせて形や造り方が決まっていたらしいです。

建物は本当に面白い。

古民家には古民家なりの暮らし方があり、お寺にはお寺の役目がある。店なら、人を迎えたり、商品を見せたりする役割がある。

そもそも、家は何のためにあるのか。

もちろん、家族が暮らすための場所です。

でも大工として家造りをしていると、それだけでは少し足りないように思います。

家は、毎日、生活をする場所です。

子どもが床に傷をつける。
柱に手をつく。
建具を何千回、何万回と開け閉めする。
無垢の床は少しずつ色が変わり、塗り壁にも年月が表れてくる。

そうやって人が暮らした跡が残って、初めてその家らしくなっていく。

僕は、そこまで含めて家造りかなと思っています。

大工の目線で見ると、完成した時にきれいかどうかだけではありません。

10年後に直せるか。
20年後に手を入れられるか。
傷んだ時に、職人が触れる余地が残っているか。

造作家具や造作建具も、最初から完璧な姿で終わるものではなく、使いながら調整したり、直したりして付き合っていくものです。

無垢の木も同じ。

傷がつくこともあるし、反ることもある。

でも、削ったり、補修したり、また手を入れることができる。

そういう「直しながら長く使えること」も、自然素材や職人仕事の大きな価値だと思っています。

四国中央市、新居浜、西条で新築やリノベーションを考える時も、オシャレなインテリアや最新設備だけではなく、

「この家を、どんなふうに使い続けていくのか」

そこまで考えてほしい。

お城にはお城の存在価値があったように、家にも、その家族なりの存在価値がある。

建物は完成したら終わりではありません。

人が暮らして、傷がついて、手を入れて、また使う。最高( ◠‿◠ )

その積み重ねで、建物はだんだんその家族のものになっていく。

大工として、僕はそんな家をつくりたいと思っています。

どうする家康。家を(城)の存在価値そんなことを大切にしたいです。